ガンダムワールドを体験、体感できる有料施設「ガンダムフロント東京」では、9月29日(土)から有料ゾーン内のストライクフリーダムガンダム実物大巨像のコクピットに乗って3D写真を撮影できる3Dフォトプリントサービス『1/1ストライクフリーダムガンダムSHOT-G』をスタートする。それに先立ちメディア向け内覧会が行われたので、この新アトラクションの模様をレポートしたい。(フラワーガンダムトピアリーのレポートはこちらから)

「ダイバーシティ東京プラザ」内7階にある「ガンダムフロント東京」

「SHOT-G」は、「ガンダムフロント東京」の有料ゾーン内にあるストライクフリーダムガンダムの実物大胸像「RG1/1 ZGMF-X20A ストライクフリーダムガンダム Ver.GFT」のコクピットに乗り込み、3D写真が撮れてしまうという、ファン垂涎のフォトプリントサービス。本サービスでは撮影した3D写真とクローズアップの2D写真を、豪華なオリジナルペーパーフォトフレームに入れて持ち帰ることもできる。

まずは胸像左にある「チケット受付」でチケットの受け渡し

コクピット内に乗り込んでみると、計器類もなかなか精巧に作られている。劇中ではハイマットフルバースト時に映りこむレーダーの円型モニター再現されているのは、ファンにはうれしいところ。コクピット内の案内アナウンスは、『機動戦士ガンダムSEED』および『機動戦士ガンダムSEED DESTINY』の主要キャラクター、キラ・ヤマトが務め「CPG設定完了。ニューラルリンケージ、イオン濃度正常。メタ運動野パラメーター更新。ジェネレーター臨界、パワーフロー正常、全システムオールグリーン。ストライクフリーダム、システム起動!」というガンダム起動時のあの台詞を聞くことができる。(その後すぐに撮影カメラの方向や注意点の説明に移るキラがあまりにもシュールで笑ってしまったが)

コクピット入り口は機体の背面にある。緑色に点滅するカメラに向かって3D写真を、赤く点滅するカメラに向かって2D写真を撮影する

撮影は3D写真と2D写真の2回。キラの指示に従い、まず機体の遥か右上にある緑色に点滅するカメラに向かって3D写真の撮影、次にフロントパネルの上にある赤く点滅するカメラに向かって2D写真を撮影。その後スタッフの指示で撮影した写真は、コクピット左側のモニターに映し出される。自分の雄姿をしっかりとチェックし、問題がなければ青色のボタンでOKの指示を出す。

3D、2D写真を撮り終えたらコクピットを降り、スタッフからバーコード入りチケットを受け取る。数分後、このチケットを受付の「写真お渡し」コーナーに持っていくと自分だけのペーパーフォトフレームを入手できるというわけだ。

でき上がった写真はこのようなフォトフレームになる。ちなみに撮影は最大3人まで。著者もバッチリ撮影してきました

もともと有料ゾーンには、ユニコーンガンダムのコクピットに載り込んでの記念撮影が楽しめる「リアルフォトスポット」もあるが、やはり実物大モビルスーツのコクピットに乗り込むというのは何ものにも代え難いものがある。元は展示物であった「1/1ストライクフリーダムガンダム」を3Dフォトプリントサービスに転換させてしまうという発想も面白いが、ファンであればその作りこまれたコクピット内部をじっくりと観察し、モビルスーツに乗り込む体験を味わっていただきたい。なお、「ガンダムフロント東京」入場チケットと「SHOT-G」撮影券がついたセットチケット(価格3,000円)は、日時指定の事前予約制となっている。詳細はこちら

以上でレポートは終了だが、せっかく「ガンダムフロント東京」に来たので、これだけで帰るわけにもいかない。次ページでは「ガンプラTOKYO」に展示されていた最新ガンプラを紹介しよう。……続きを読む