――やはりStylipSといえばダンスですが、「Choose me♡ダーリン」の振り付けはどのようになっていますか?
小倉「今回はダンスの先生に振りを付けていただいたのですが、めっちゃ可愛いですよ。特にサビのところはずっと跳ねている感じになっていて、観ているだけで楽しくなってくると思います」
石原「手旗信号を振るところがあって、そこでは"とある文字"を書いているんですけど、なかなか振りで言葉を伝えることってないですよね。もちろん、わかる人にはわかると思うんですけど、ただ観ているだけではわからないような隠れたポイントがたくさん潜んでいます。なので、そのあたりもいろいろと調べながらチェックしてもらえると、もっと楽しんでいただけるんじゃないかなって思います」
――ダンスの難易度はいかがでしたか?
松永「いつもよりもスルスルって入ってくる感じで、難しいけど、楽しく踊れました。この曲もあわせてこれまでに7曲ほど踊ってきて、周りの方は上達したって言ってくれるんですけど、自分としては、振りのビデオを見ただけで、『あ、ここで絶対に足を引っ張るな』っていうのがわかるようになったのが、一番成長したところだと思っています(笑)」
――難しいポイントがわかるようになってきた、という感じですか?
松永「ここはのっち(能登)に先に教えてもらったほうがいいなっていう部分がわかるようになりました(笑)。ただ、今回の振り付けは、曲調の波とダンスの波がピッタリと合っていて、すごく入りやすかったです。覚える時間はすごく短かったんですけど、ちゃんと覚えられましたし、楽しく踊れました」
能登「私自身、今回は珍しくリハーサルのときに躓いたんですよ。自分の引き出しにはないステップだったので、なかなか上手くいかず、先生からも『なかなか、こういう経験はないでしょ?』って言われました。なので、最初はちょっと苦戦したんですけど、みんなが休憩している時間も、端っこでこそこそって練習して(笑)、1時間後には先生からもOKをいただき、何とか自分のものにできました」
――「Choose me♡ダーリン」はすでにイベントでも何度か歌っていると思いますが、お客さんや周りの方の反応はいかがですか?
石原「リズムがすごく刻まれているので、いろいろなところで掛け声も入れやすい曲ですし、爽やかだけど、夏らしくギラギラした熱さもある曲なので、お客さんもすごくノッてくれます。私たちもそれに負けないように頑張って歌っています」
――「Choose me♡ダーリン」の聴きどころは?
松永「私を選んで! みたいに、グイグイと前に出て行く感じが、すごくアニメともシンクロしているなって思います。特にAメロのひとりずつ順番にくるくる回って歌うところは、私たちStylipSの4人の中から1人を選んで! みたいな感じになっていて、『Choose me』というタイトルにもバッチリ合っているなって思いました。ある意味、挑発ソングなんですけど、女の子らしい可愛さもあり、小悪魔っぽさもあり、夏らしい熱さもありで……私、音楽がすごく好きなんですけど、中でも一番テンションが上がる歌って夏ソングだと思うんですよ。夏ソングは特に90年代が最高で、自分でセットリストを作ったりもするんですけど……」
能登「ここから1時間続きます(笑)」
松永「大丈夫、5分で終わらせるから(笑)。そういう意味で、夏ソングとしても盛り上がれるし、アニメと連動している部分でも盛り上がれる。まさに噛めば噛むだけ味が出るスルメイカみたいな曲になっているので、聴き込んでいただければ、それだけアドレナリンが出てきて、一気にテンションも上がるんじゃないかなって思います」