本格的な茶会を体験できる「茶席」

野外でお茶を楽しむ「野点(のだて)」

東京都、東京文化発信プロジェクト室(東京都歴史文化財団)および東京発・伝統WA感動実行委員会は、お茶の文化とそれを育んできた江戸・東京の文化を紹介することを目的に、様々な流派が一堂に会して茶をたてる「東京大茶会2012」を開催する。

本年で5回目となる「東京大茶会」は、10月7日と8日に江戸東京たてもの園(東京都小金井市)、10月13日と14日に浜離宮恩賜庭園(東京都中央区)で開催。歴史的・文化的価値の高い建物を使用し、誰でも本格的な茶会を体験できる「茶席」、秋の風情を感じながら緑豊かな屋外で、気軽に茶道の楽しさに触れることができる「野点(のだて)」のほか、二人一組でお茶をたてる初心者向けの茶道教室「茶道はじめて体験」の3つのプログラムを用意している。

茶道はじめて体験

浜離宮ではイングリッシュ野点も開催

浜離宮恩賜庭園では外国人や海外からの観光客向けに、英語で茶道のおもてなしの精神や基本作法を解説する「イングリッシュ野点」、これからの茶文化の担い手である高校生がもてなす「高校生野点」も行う。参加料は「茶席」が700円、各種の「野点」および「茶道はじめて体験」は300円(お茶とお菓子付き、税込み)。浜離宮恩賜庭園は別途入園料が必要(江戸東京たてもの園は同イベント開催につき入園無料)。

「茶席」参加には往復はがき、または公式ホームページで事前申し込みが必要となる。1人1回限り。申し込み受付は8月10日から開始し、締め切りは9月14日(当日消印・受信有効)。応募者多数の場合は抽選となる。応募者数が定員に満たない場合や当日キャンセルが出た場合は、当日会場内で茶席券の販売を行う。

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