7月28日(土)、福岡県下で3本の指に入るほどの歴史と実績のある花火大会であるあしや花火大会2012が福岡県芦屋町の遠賀川で行われる。
あしや花火大会は、大正時代に始まったとされ、一時期中断したものの、戦後昭和25年頃本格的に再開し現在にいたっている。芦屋町では、ほかにも神輿に博多人形を乗せて練り歩く「祇園山笠」や「祭あしや」が町をもりあげているが、この花火大会が観光事業の最大のイベントとなる。花火大会専門サイトである「全国花火大会」(http://hanabi.walkerplus.com/ranking/kyushu.html)の"九州の人気花火大会ランキング"でも筑後川花火大会、大濠川花火大会、諫早万灯川まつり、関門海峡花火大会に次ぐ5位に輝いた。
この大会、芦屋橋上流に浮かべた鉄船の上から打ち上げるため、空に舞い上がった花火が、川面に写りその美しさを倍増させる。遠賀川の両岸を渡る250メートルの「ナイアガラの滝」も見どころだ。予定時間の1時間、休む間もなく花火が打ち上げられ、見る人を飽きさせない。例年、北九州市や筑豊地区など近郊から、多くの人出で賑わいを見せている。今年は7月28日(土)午後7時45分~9時00分まで、遠賀川河口で行われる予定で、小雨の場合は決行、雨天の場合は翌日7月29日(日)に順延される。打ち上げられる花火の数は約7,000発で、仕掛け花火は6台。ちなみに昨年の人出は約8万5000人だった。
会場へのアクセスは、JR折尾駅から北九州市営バス芦屋行に乗り25分、山鹿郵便局前下車徒歩5分、九州道鞍手ICから県道27号経由で車40分。※無料場駐車場あり(約5,000台、芦屋競艇場駐車場)。芦屋競艇場から会場まで有料シャトルバス(片道100円)運行。なお、遠賀川駅~芦屋競艇場間の臨時バスは運行しないとのこと。また、当日、なみかけ大橋は午後6時30分から午後10時00分まで立入禁止となる予定。
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