アレック・ボールドウィンが、『オーファンズ』でブロードウェイ復帰を果たすことが明らかとなった。
本作は、孤児の兄弟の1人が裕福だがいかがわしい紳士のハロルドを誘拐するも、次第にハロルドが2人の父親のような存在へと変わっていく姿を描いた物語となる。元々は、1983年のライル・ケスラーによる同名劇を現代風にしたリメイクした作品であり、今回、アレックはハロルド役を演じ、ダニエル・サリヴァンが同舞台の演出を務めるという。
アレックは声明で「長い間、ダニエルの演出でこの舞台に出演するのを夢見ていた。ライル・ケスラーの『オーファンズ』で、ダニエル・サリヴァンと一緒に仕事ができるのは光栄なこと」と喜びをあらわにしている。
1985年にマンハッタンのウェストサイド・アーツ・シアターでオフ・ブロードウェイとして上演され、2年後の1987年にはアルバート・フィニーとマシュー・モディーンの共演で映画化もされたこの舞台は、装いも新たにニューヨークのシューベルト劇場で来春からプロダクションを開始するという。
アレックが最後にブロードウェイに出たのは、アン・ヘッシュと共演した2004年の『トゥエンティース・センチュリー』で、2006年にはオフ・ブロードウェイでジョー・オートン作の『スローン氏の歓待』にも出演していた。
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