国際連合難民高等弁務官事務所(UNHCR)の特別親善大使を務めるアンジェリーナ・ジョリーが、世界難民の日である6月20日、シリア難民へ向けて同機関に10万ドル(約796万円)を寄付した。
世界難民の日を記念してアンジーは、母国を離れざるを得ない難民たちの"人々を鼓舞する"ため力を称えつつ、政治紛争に対するより良い解決策を訴えかけるため、以下の声明を発表している。
「昨年だけで、住む場所を追われた人は430万人に達しています。アフガニスタンだけでもいまだ270万人の難民がいて、1,200万の人々が無国籍状態に置かれ、さらに5年連続で、世界で自分の住む場所を追われた人たちは4,200万人を超しています。国際社会は、紛争を阻止するために紛争が起きた場合に、早急に解決策を打ち出して再度協調して取り組む必要があります。その姿勢こそが、この世界難民の日に際して、我々を鼓舞する力を持った難民の方々を救うための堅実な解決策なのです」
「どんな難民であれ1人残らず大事な人間です。それぞれ自らのストーリーを持っています。また、それぞれの人たちが私が経験したことがないような苦難を受けながら生き延びてきたのです。それでも彼らは、明日を生きるために立ち上がっているのです」
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