新就航のドブロブニクまで"前代未聞"の所要時間

同じ街に行くのにも、エアラインによってこんなにも所要時間が違うものなのか。

ヨーロッパまで「最短最速」のエアラインとして知られるフィンエアーが、クロアチアのドブロブニクに就航した。クロアチアといえば、世界遺産やグルメ、ビーチリゾートとしての魅力が上昇中の東欧の観光地。フィンエアーは今春(4月2日)から飛びはじめた。

フィンエアーは成田・関空・中部 - ヘルシンキ間を毎日運航。ヨーロッパ主要33都市最速で到着できる。ドブロブニク線は夏期のみの運航

フィンエアーは日本 - ヘルシンキ間の平均所要時間が9時間30分と短いためヨーロッパまで「最短最速」と言われるが、帰国便なら9時間で着くことも多い。もちろんヨーロッパのエアラインでは最速だ。

今回、就航したドブロブニクまでは、例えば成田発着の一例を挙げると、乗り継ぎ時間を含めて行きが片道14時間。帰りは同14時間55分。これまで「最速」だった他社の片道16時間前後をあっさり更新している。

東欧といえば日本からは相当多いイメージがあるが、実際にフィンエアーで行ってみるとずいぶん便利に東欧へアクセスできる感覚を持った。帰国便などは、経由地のヘルシンキから成田まで9時間10分で着いたため、とても楽だった。

フィンエアーは機内サービスの評価にも定評がある。ワインは英国「ビジネストラベラー」誌などから毎年のように賞をもらっている