人材紹介会社のヘイズ・スペシャリスト・リクルートメント・ジャパンはこのほど、人材の多様性に関する調査を実施。人材多様性をめぐり、女性と企業の見方には、大きな隔たりがあることが分かった。

同調査では、採用担当管理職の70%が人材の多様性について、すでに何らかのプログラムを導入していると回答。一方で、女性回答者の63%は、会社は人材の多様性を図るための対策を講じていないと回答している。

また、回答企業の67%が、全管理職に占める女性の管理職数が20%以下であるとしつつも、61%の企業で、男女差を設けない採用を行えば人材不足を改善できると感じていると答えた。

高齢化と人口の減少が進む日本では、人材多様性の観点から、いままであまり目が向けられていなかった幅広い人材に注目する必要があると同社は分析している。

この調査結果から、1.人材多様性の人事戦略を構築し、社員に伝える、2.全社員にキャリア・パスについて周知徹底を図る、3.ロールモデルとなる女性社員の存在が女性のリーダーを育てる、4.人材多様性と男女平等の雇用を進める社内文化の形成、5.子を持つ社員を支援する施策を導入する、という5つのアドバイスを発表している。

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