クリステン・スチュワートが、新作映画『オン・ザ・ロード』出演の際にヌードになりたかったことを明かしている。
1957年に出版されたジャック・ケルアック同名小説の映画化となる本作。クリステンは、ニール・キャサディの淫らな妻を演じており、劇中では車の座席でシャツを着ずに座る大胆なシーンもある。
5月23日(水)に開催された「カンヌ映画祭」の記者会見でクリステンは、ルアンヌ・ヘンダーソンに基づいたそのメアリールウ役は、恐ろしいと同時に実りのあるものだったと語っている。「自分を追い詰めるのが好きなの。それに怖がらせるのもね。自分のできる限界まで挑戦するのが昔から好きだったのよ」
またクリステンは、2010年にモントリオールで本作のキャスト陣を集めて行われた1カ月間の「ビートニック・ブートキャンプ」で、同作の役柄に深くのめり込むことができるようになったと明かしている。「私はいつも素顔のままで生きることを常に意識してきたの。だけど、その4週間はこれまでの私の人生の中で最もそれが求められた経験だったわ」
制作に8年も費やした本作に対してクリステンが同作への出演を承諾した時は、まだ16歳だった。「当時まだルアンヌとほぼ同い年だったの。でも精神的には彼女よりまったく若い16歳だったわ。だから撮影前にその精神年齢に追いつくチャンスがあったのは幸運ね」ウォルター・サレスがメガホンをとった本作は、今秋にも全米公開を予定している。
(BANG Media International)