『ダークナイト ライジング』の公開を7月に控えている、ゲイリー・オールドマン (C)BANG Media International

『ハリー・ポッター』シリーズ出演などで知られるゲイリー・オールドマンが、MGM社が製作する1987年公開の『ロボコップ』リブート作品に出演することになった。

ハリウッド・レポーターによればゲイリーは本作で、ジョエル・キナマン演じる主人公アレックス・マーフィーをサイボーグとして蘇らせる技術を作り出す科学者ノートンを演じると伝えられている。

ゲイリー扮するノートンは、元警官のアレックスを死の淵からサイボーグとして蘇らせたものの、硬直化し冷淡なテクノロジー企業と、自らが創り出したマシーンが人間性を回復しようと苦悶する様との狭間で引き裂かれるという役どころのようだ。

同作は2008年にベルリン国際映画祭で金熊賞を受賞したジョゼ・パヂーリャが監督を担当し、マーク・エイブラハムとエリック・ニューマンがプロデューサーに名を連ねる。

監督のジョゼは以前、『300』(2007年作)などで知られるマイケル・ファスベンダーが本作の主役候補の筆頭に挙がっており、マイケル自身も出演への興味を示していたと明かしていた。「まだ話せません。話す段階ではありませんが、起用したい俳優は何人かいます。ファスベンダーがトップですね。彼と話をしたいんです。話をしますよ。可能性はあります……」

主役は決まっていないが、一味違った『ロボコップ』になりそうだ。同作は、今年9月から撮影をスタートさせ、2013年夏に全米公開を予定。

(BANG Media International)