5月19日、20日(17日、18日は業者招待日)に静岡県・ツインメッセ静岡にて静岡模型教材共同組合が主催する「第51回 静岡ホビーショー」が開催された。今年はプラモデルやラジコンカー、航空機や鉄道模型などのメーカーや販売店計71社が出展。これから発売を控えている新商品や開発中の製品を展示するほか、一般公開日の18日、19日は入場無料で開放され、全国から腕ききのモデラーが自慢の作品を持ち寄る「モデラーズクラブ合同作品展」も行われた。
「モデラーズクラブ合同作品展」は今年で23回目を迎え、台湾や韓国などの海外クラブも合わせ計215のクラブが参加。発表作品数は7,000を超えて過去最大規模、世界でみても過去最大級の模型作品展となっている。今年も4日間ともに多くの人で大盛況となった「静岡ホビーショー」。本記事では、メーカーが出展していた注目の新製品を中心にお伝えしていこう。
TAMIYA
タミヤ注目の新製品は、やはりなんといっても今年で発売30周年を迎える「ミニ四駆」の新製品だろう。今回、その全貌が公開されたミニ四駆REV(レヴ)シリーズの第1弾「エアロ アバンテ(ARシャーシ)」には、業者招待日、一般公開日ともに多くの人が殺到。ブースには、歴代「ミニ四駆」の全ラインナップがディスプレイされ、その懐かしさに浸るとともに、今夏に約13年ぶりに復活を遂げる「ミニ四駆・ジャパンカップ2012」も期待せずにはいられない。その他、タミヤ初の製品化となる第2次大戦のソビエト機「イリューシンIL-2 シュトルモビク」(傑作機シリーズ)や「ドイツ重駆逐戦車 エレファント」(ミリタリーミニチュアシリーズ)などの発売も決定している。
コンカラー オープントップ(7月発売予定) |
トップフォース エボリューション オープントップ(7月発売予定) |
アバンテJr. スモークキャノピーボディ(7月発売予定) |
会場内で発売されていたミニ四駆 30th 記念ワイン 2本セット |
次ページでは、バンダイ・ホビー事業部の新製品をご紹介……続きを読む
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