埼玉県の東武動物公園で5月4日、飼育するカバのオスのズ―くん、メスのマイちゃんとの間に、赤ちゃんが誕生した。カバの赤ちゃんの誕生は同園では14年ぶりとのこと。性別は不明、名前はまだ決まっておらず、一般公募予定だという。
2頭は夫婦で、メスのマイちゃんは今までにオスを1頭出産した。しかし、カバは体重が3tにもなる大型動物のため、飼育できるスペースがないことから、同園では繁殖から遠ざかっていたという。オスのズーくんが37歳という高齢になり、世代交代の時期が近づいてきたため、2011年の8月から2頭を同じスペースで飼育開始。まもなくマイちゃんの妊娠が判明した。
長い妊娠期間を終え、5月4日19時10分、カバの赤ちゃんが誕生。現在は、多少神経質になっている母親のマイちゃんを刺激しないよう親子で寝部屋にて飼育している。一般公開は、発育が安定する5月19日頃に予定しているという。
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