映画『仮面ライダー×スーパー戦隊 スーパーヒーロー大戦』の初日舞台あいさつが21日、東京・新宿バルト9で行われ、キャスト陣が出席した。
左から、金田治監督、秋山莉奈、高田里穂、吉沢亮、福士蒼汰、井上正大、戸谷公人、鈴木勝大、馬場良馬、小宮有紗 拡大画像を見る |
同作では、仮面ライダーディケイドが大ショッカーの大首領としてスーパー戦隊を、ゴーカイレッドが大ザンギャックの大帝王として仮面ライダーを攻撃する事態が発生。仮面ライダーフォーゼやゴーカイブルーらは、2大ヒーローの戦いの謎を解こうと奮闘するが、両ヒーローたちの頂上決戦が始まってしまう――というストーリーで、映画は全国公開中。
イベントには、仮面ライダーチームから井上正大、戸谷公人、福士蒼汰、吉沢亮、高田里穂、秋山莉奈、スーパー戦隊チームから鈴木勝大、馬場良馬、小宮有紗のキャスト陣と金田治監督が出席。仮面ライダーディケイド役の井上は「初日を迎えられてうれしい。見どころは全部です!」とアピールし、仮面ライダーオーズで比奈を演じた高田は「ただいまって言っていいのかな?」とはにかむと、観客から「おかえりー!」と迎えられニッコリ。特命戦隊ゴーバスターズ・レッドバスター役の鈴木は「僕たちのロボット(ゴーバスターオー)にも仮面ライダーが乗ってきたり、スケールの大きい映画。楽しんで見て下さい」とPRした。
今年で、42年目の仮面ライダーシリーズと37年目のスーパー戦隊シリーズから、すべてのヒーローたち約500人が集結した同作に、金田監督は「撮影現場は地獄のようだった。キャラクターが多すぎて何が何だか分からなかった」と振り返ると、井上も「スタッフさんたちは、大変だったと思う。現場に行くのに2時間、衣装を着るのに2時間かかるので、最初の仕事は昼飯でした」と明かして笑わせていた。また、現在公開中の映画『クレヨンしんちゃん 嵐を呼ぶ! オラと宇宙のプリンセス』から、しんのすけがサプライズ登場する場面もあり、仮面ライダーフォーゼと共に「宇宙、キター!」と叫び、会場を盛り上げた。