今年に入っても、未発表曲の盗難、豪邸の売却、そして次男の親権問題とまだまだマイケルの周辺は落ち着きそうにない。写真は左からプリンス・マイケル1世、プリンス・マイケル2世、パリス・ジャクソン(C)BANG Media International

マイケル・ジャクソンの元ボディーガードが、自分がマイケルの次男の実父であることを証明しようと、法的処置をとったことが報じられている。マイケルのイギリス滞在中に警備にあたったマット・フィデスさんは、ブランケットことプリンス・マイケル2世との面会権を獲得するため、アメリカへと向かったという。

フィデスさんは、ブランケットが誕生する1年前の2001年に、ロンドン内のホテルでマイケルに精子を提供したと主張している。「私のDNAを提出し、ジャクソン家に面会権を正式に要求するつもりです。マイケルが子どもたちの父親であり、私はそれを変えるつもりはありませんが、私の人生に子どもたちを取り戻したいんですよ。そうするには、法的処置を取るしかありません。ブランケットは私の子供だと思いますが、最終的な証拠が欲しいのです」

DNAのサンプルを渡すことでブランケットの血の繋がった父親であることを証明できると信じるフィデスさんは、マイケルが死去した2009年以降、ジャクソン家が自身と話したり、返信をすることを拒んでいると証言。彼の主張は、マイケルは当時生後9カ月だったブランケットを、ホテルのバルコニーで見せびらかしたあの事件後の2002年11月に、ブランケットの実父が自分であることを知らせてきたとさえ話している。

「『ブランケットは私の子供ですか?』と質問をしたんです。するとマイケルは『あの子は僕の子さ、でも彼を作るのに君の精子を使ったよ』と答えたんですよ」しかしマイケルの母キャサリンは、フィデスさんが金銭目的でブランケットとの面会を求めているとして、それを阻止するためにできる限りの方法を尽くしているらしい。

(BANG Media International)

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