2012年10月の「丸の内駅舎復原工事」完成にあわせ、歴史と先進性が融合した魅力あふれる駅として東京駅が生まれ変わる。6月より、駅の各施設が順次本格稼動開始。また、新しい施設もオープンする。

東京駅丸の内駅舎は2007年より復元工事開始。2012年10月に完成予定

赤レンガの駅舎として知られる東京駅丸の内駅舎。2007年より復原工事が開始し、今年2012年の10月に完成予定となっている。駅舎の外壁などの主要部分は保存・活用しつつ、戦災で消失した屋根や駅舎3階の外壁が創建当時の姿に復原されるとのこと。駅施設のほかに東京ステーションホテルや東京ステーションギャラリーが入る。

改札内1階中央通路にオープンする「CentralStreet(セントラルストリート)」イメージ

中央通路は「CentralStreet(セントラルストリート)」に

10月の同駅舎グランドオープンに合わせ、1階の中央通路は、雑貨、弁当、スイーツ、おみやげ、贈答品と多彩な店舗がそろった「CentralStreet(セントラルストリート)」に生まれ変わる。明るく開放感のあるデザインを採用し、店内にLED 照明を設置するなど環境にも配慮したつくりになっているという。焼きたてパンや、全国の有名駅弁、できたての温かい駅弁を提供する駅弁専門店もオープンするとのこと。

東京ステーションホテル 「ドームサイド」イメージ

東京ステーションホテルは5月8日より宿泊予約開始

丸の内駅舎保存・復原工事のため2006年3月より休館していた東京ステーションホテルは、10月3日の開業を前に、5月8日10時より宿泊予約を開始する。丸の内駅舎の2階から4階に「クラシック」「パレスサイド」「ドームサイド」「メゾネット」「スイート」「ロイヤルスイート」の6種類の客室と、宿泊者のみ利用可能なラウンジ「アトリウム」などが用意される。宿泊料金は、「クラシック」タイプ1室が30,030円~(サービス料込み、東京都宿泊税別)。

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