かなり神経質になっているエミネムだが、その潔癖性は過去に苦しめられたドラッグの影響もあるのかもしれない (C)BANG Media International

昨年から各国でツアーやフェス出演など精力的に活動しているエミネムだが、自身のコンディションや体調管理のため、ツアー中に滞在するホテルへさまざまなことを要求しているという。

エミネムは、ツアーなどによる時差ボケの解消と快適な睡眠をとるために、寝る際にはアルミホイルでホテルの自室から全ての光を遮断。さらには周囲の騒音を完全にかき消そうと、スピーカーでホワイトノイズを流すなど徹底的に自身の部屋を外部からシャットアウトしている。ある関係者はザ・サン紙に「ホワイトノイズと暗闇のおかげでエミネムはぐっすり眠れるんです。彼はいつも地球の時間帯を飛び越えて生活をしているので、こういったテクで乗り切っているのですよ」と語った。

これらはすべてホテル側に依頼しているというエミネムは、過去にもホテルの全フロアーを借し切った上でさらにプライベート・エレベーターを、昨年には楽屋に鯉が泳いでいる木製の池を用意させるなど破天荒な要求をしている。特に観賞用の鯉は1匹あたり200ポンド(約2万5,000円)から600ポンド(約7万7,000円)もする高額なものだったという。

自身が主演する予定のボクシング映画『サウスポー』の延期が伝えられていたエミネムだが、「今は音楽に集中しています。音楽をやっているので、エミネムは映画は当分延期したいと考えています」と彼のスポークスマンが話しているとおり、しばらくは音楽活動に専念するようだ。

(BANG Media International)

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