観光庁はこのほど、平成24年1月分の「主要旅行業者の旅行取扱状況速報」を発表した。

外国人旅行の総取扱額は約28億6千万円で、対前年同月比で9.4%増加し、2カ月連続増となった。旅行会社によっては、依然として福島原子力発電所事故の影響があるとしているものの、全体的に回復基調にあるとのこと。

なお、海外旅行は対前年同月比で1.4%増加し、6カ月連続増となった。円高傾向が大きく作用し、韓国や欧州、北米方面を中心に堅調に推移しているとのこと。国内旅行は、全国ベースでは回復基調にあり、対前年同月比で1.5%増加。こちらも6カ月連続増となっている。