ドゥカティジャパンはこのほど、モナコで開催されるRMオークションズにカルロ・サルタレッリ氏のコレクション100台を出品すると発表した。ドゥカティのレーシング部門であるドゥカティ・コルセが直接放出するワークスマシン、歴史ある品々も出品される。

「Ducati D16GP10」と「Ducati D16GP11」

RMオークションズは高級自動車を扱う世界最大のオークション。2012年のモナコでのRMオークションは、ドゥカティの大量出品を受けて2日間に拡大して開催される。

カルロ・サルタレッリ氏はかつてドゥカティ・ファクトリーのテストライダーを努めたレーサーであり、ディーラーでもある。30年をかけて築き上げたバイクコレクションはあまりに有名。今回は100台が出品されるが、その中には1970年のワークスマシンであったドゥカティ450デスモ「コルサ」、1956年のプライベーター用市販レーサー「Ducati125F3」、ドゥカティ・ミュージアム展示車両の「DucatiMH900E」など、マニア垂涎の車両も数多く含まれる。

また、ドゥカティ・ファクトリー及びドゥカティ・コルセはかつてレースで戦った貴重なワークスマシンや、ドゥカティ・ファクトリーの歴史ある品々を出品する。

RMヨーロッパのマネージング・ディレクターであるマックス・ジラルド氏は「今回のモナコでのオークションはドゥカティのコレクターやエンスージアストにとって、まさに一生に一度のチャンスとなるでしょう」と語っている。モナコのRMオークションズは5月11~12日の日程で開催される。