草や木や動物、海、山、大気そして宇宙と、この世にあるすべてのものを形作っている元素。国立科学博物館では、7月21日から10月8日まで、元素にまつわる知識と技術を紹介する特別展「元素のふしぎ」を開催する。

酸素や水素から、話題のレアメタルまで

「難しい、なじみがない」と思われがちな元素。本展では、その起源やそれぞれが持つ性質や用途を、面白いエピソードを織り込みながら紹介。酸素や水素といったおなじみの元素から、今何かと話題のレアメタルまで、118個の元素を展示不可能なものを除いてすべてを展示。可能な限り純粋な状態で展示された元素の美しさは、今までの元素に対するイメージを一変させる。

体験しながら楽しく学習

また、元素の世界だけでなく元素を利用した最先端技術から次世代技術、そして元素が可能にする太陽電池や燃料電池などクリーンな次世代エネルギーまで、私たちの生活の未来を紹介。学校時代化学記号を覚えるのが苦手だった人も、これから勉強する子どもも楽しく学べる展覧会となる。特別展 「元素のふしぎ」は東京・上野公園の国立科学博物館にて、7月21日から10月8日まで開催。

元素のふしぎを体感しよう

【関連リンク】

【連載】ほぼ別世界講座 (24) 零戦にハチ公…結論、「かはく」はじっくり巡るべき!! 国立科学博物館とディープな関係になる

【レポート】"身"冷スポット探訪 - 氷点下の極地観測がアツい! 南極・北極科学館

【コラム】東北・上越新幹線大宮開業から30周年 - 鉄道博物館で記念展開催、3/17から