ジャパンネット銀行は、キャッシュカードやトークンを他人に渡さないよう同社Webサイトで呼びかけている。
同行では、FXの儲け話など魅力的な話でひきつけ、銀行やFX業者の口座を開設させ、キャッシュカードやトークンを本人から預かって悪用する業者に用心するよう呼びかけ。
キャッシュカードやトークン、本人確認資料を、他人に預けたり譲渡することは、顧客にとって大変危険な行為で、顧客の目の届かないところで、犯罪行為のためにこれらの物品が悪用される危険性がある。また、口座の譲渡は、それ自体が違法な行為でもある。
同行では、キャッシュカードやトークンを決して他人に渡さないよう、また、下記の例のようにだまされて口座を譲渡しないよう、注意を呼びかけている。
騙されて口座譲渡をしてしまう例
ケース1 : 「データ入力をする簡単なお仕事です」などというアルバイト情報や求人誌の募集に応じて参加してみると、実際には、自分の名義で銀行やFX業者に口座を開設するようアルバイト先から指示される。また、その結果銀行やFX業者から自宅へ届く書類やカード類をすべてアルバイト先へ提出するように指示される。
ケース2 : 「数多くのFX取引を開始すればキャッシュバックで確実に儲かる。面倒な取引開始手続を仲介サポートする」などといううたい文句で、銀行やFX業者の口座を開設するよう仲介業者に指示される。