東京証券取引所は14日、オリンパス株式(コード:7733、市場区分:市場第一部)について、監理銘柄(確認中)の指定を解除することにしたと発表した。

監理銘柄(確認中)指定解除日は、2011年12月15日。

東京証券取引所は、2011年11月10日にオリンパスが四半期報告書の提出期限(2011年11月14日)までに、四半期報告書を提出できる見込みのない旨の開示を行ったことから、オリンパス株式を、監理銘柄(確認中)に指定していた。

14日、同社による四半期報告書の提出が確認されたため、同社株式について、2011年12月15日付で、監理銘柄(確認中)指定を解除することにした。

なお、東京証券取引所は、虚偽記載に該当すると認められる相当の事由があるとして、2011年12月6日からオリンパス株式を監理銘柄(審査中)に指定しているが、この指定は継続する。