セガは、新型店舗用電子POP「トイレッツ」を19日より、養老乃瀧チェーン40店舗にて先行テスト設置する。
「トイレッツ」は、"トイレ"という日常生活のひとコマに、ゲームのエンタテインメント性を取り入れるというユニークな試み。ゲームコンテンツ上にサービス情報を付加することにより、広告効果が高められるという。
ゲームは、便器に取り付けられたスピードセンサーが、速度・量を計測することで進行する。ゲームは全5種類用意されており、先行テストでは「溜めろ!小便小僧」と「鼻から牛乳」の2ゲームが楽しめる。アミューズメント施設や飲食店でのロケーションテストでは、利用者がブログやTwitterなどで「トイレッツ」の利用体験を掲載するなどして話題となっていた。
本格販売後に導入されると見られるゲームは、尿でパネルがめくれ、中に現れるクイズで情報を伝える「パネルクイズ超ニョ~力」、尿で本音がわかる「尿内チェッカー」、尿で風を起こし、その暴風でいろいろなものが飛んでいく様子を楽しむ「ドキッ! 暴風警報発令!」の3つ。トイレがテーマだけあり、お手洗い系のネタが満載のラインアップとなっている。
セガでは、先行テストで11月21日の本格販売に向けての最終調整を行う予定。クリスマスシーズンから年末年始には、各所のトイレでゲームに熱中する男性諸君の姿が見られるかもしれない。
(C)SEGA