トヨタ自動車は13日、フランクフルト国際モーターショーに次期GSのハイブリッドモデル「レクサス GS450h」を出展すると発表した。日本での発売は、2012年春頃を予定している。
次期GS450hは、高圧縮化された次世代D-4Sシステムとアトキンソンサイクルを採用した新開発3.5LV6エンジン「2GR-FXE」と、大幅に刷新されたハイブリッドシステムを採用したFRハイブリッドセダン。V8ガソリンエンジンに匹敵する走りと、CO2排出量145g/km以下(EU複合モード)の低燃費を達成する見込み。ドライブモードセレクトは「ECO」「SPORT S」「SPORT S+」が採用され、専用メーターによる演出も加えて走りの楽しさを提供するとのこと。
さらに、レクサスの独自性を継承した逆台形のアッパーグリルに、台形のロアグリルを組み合わせた「スピンドルグリル」を採用。小型化した2段積みハイブリッドバッテリーや、新開発のリヤサスペンションレイアウトにより、ラゲージ容量を現行比約1.5倍の465L(VDA法)に拡大し、ゴルフバッグ4個を収納できる荷室空間と優れた積載性を実現している。
インテリアでは、天然の竹を使用したバンブーステアリングを初採用。インストルメントパネル、コンソールなどのバンブー加飾とトータルにコーディネートされ、環境性能・先進性を追求するとともに、天然素材ならではの温かみと落ち着きのある室内空間を演出するという。
GS450h(欧州仕様)主要諸元
全長 | 4,850mm |
---|---|
全幅 | 1,840mm |
全高 | 1,455mm |
ホイールベース | 2,850mm |
エンジンタイプ | 3.5L V型6気筒エンジン |
エンジン最高出力 | 213(290)kW(PS)/6,000rpm |
エンジン最大トルク | 345N・m/4,600rpm |
バッテリー | ニッケル水素 |
燃費(CO2排出量) | 145g/km以下 |
トランスミッション | 電気式無段変速機 |
駆動方式 | 2WD(FR) |