毎日コミュニケーションズは12日、初心者向けの無料の電子囲碁雑誌「IGOJIN Beginners」を創刊した。同誌は、無償での提供となっており、8月後半には、上級者向けの「囲碁人」の創刊も予定している。
「IGOJIN Beginners」および「囲碁人」は、囲碁を楽しむ人たちを応援するとともに、より深く囲碁の世界を知ってもらうことを目的にしており、誰でも気軽に入手できるように電子媒体のみの提供となっている。さらに、電子書籍の標準フォーマットとして期待されているEPUBを採用することで、完全なリフロー型のコンテンツとして提供し、スマートフォンやタブレットPCで読みやすいレイアウトを実現。両誌とも棋士へのインタビューや連載に加えて、「マイコミ囲碁ブックス」シリーズの書籍の中から特に人気の高かったコンテンツを抜粋して掲載している。
初心者向けの「IGOJIN Beginners」は、「9路盤脱出を目指す人たちを応援する」をコンセプトに、囲碁初心者に向けて少しでも早く19路盤へデビューできるきっかけとなることを目指しており、プロ棋士からの初心者向けのアドバイスや易しい練習問題、囲碁に詳しくなるコーナーなど、さまざまな連載が用意されている。
「囲碁人」は、「初段突破を目指す人たちを応援する」をコンセプトに、囲碁の魅力は十分理解しているものの、なかなか初段になれずに悩んでいる人に向けた内容になっており、棋士へのインタビューや読み物などのオリジナルコンテンツを収録するとともに、「マイコミ囲碁ブックス」シリーズの中から初段突破のために役立つ内容を抜粋して掲載している。
両誌とも「マイコミ ブックナビ」の特設サイトから誰でもダウンロードが可能で、9月以降は毎月5日に「IGOJIN Beginners」を、25日に「囲碁人」を発行する予定。配信フォーマットはEPUB 2.0.1で、ファイルの閲覧にはEPUBリーダーが必要となる。両誌の最新情報や次号の予告は「マイコミ ブックナビ」内に設置されている「BOOKNAVIブログ」にて随時掲載されている。