歌手の河村隆一、平野綾、安倍なつみらが11日、東京・赤坂ACTシアターで舞台『嵐が丘』の公開稽古を行った。

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同舞台は、映画や舞台など世界中で上演されているエミリー・ブロンテ原作の名作古典をオリジナルミュージカルで舞台化。主人公のヒースクリフに河村隆一、ヒロインのキャサリンに平野綾と安倍なつみのWキャストを配し、倉本裕基の書き下ろした音楽をバックにしてヒースクリフとキャサリンの激しい愛と憎悪を描く。

2008年の『シカゴ』以来となるミュージカルの河村は「一人一人が信じた愛のために傷ついて悩みます。愛の希薄な現代にはホットな作品です」と解説。安倍も「私が生きてきた中でこんな豪華な衣装を着たことがありません。衣装も見どころの一つです」とアピールした。また、舞台初挑戦となる平野は「ちょこちょこ失敗しています。昨日なんかは転んでしまいました(笑)」と失敗談を明かすも「本当に温かい現場で、皆さんに助けられています。楽しいですね」と笑顔を見せた。

激しい愛がテーマの同舞台。報道陣から自身の恋愛について聞かれた安倍は「(激しい恋愛を)したいですね~。予定はないんですが……。周りが結婚しているので、気付いた時は遅いんですよ!」と先月入籍したドリーム娘。の同僚である矢口真理に影響されてか、30歳を目前にして焦せり気味。一方の平野は「私はこれからですね」とまだ23歳のせいか、焦りはない様子だった。

舞台『嵐が丘』は、東京公演が11~24日に赤坂ACTシアターで、大阪公演が27~31日に梅田芸術劇場シアター・ドラマシティでそれぞれ上映される。