映画『アンダルシア 女神の報復』(西谷弘監督)の初日舞台あいさつが25日、東京・六本木のTOHOシネマズで行われ、織田裕二、黒木メイサ、戸田恵梨香、伊藤英明が出席した。

映画『アンダルシア 女神の報復』の初日舞台あいさつに立った織田裕二と黒木メイサ 拡大画像を見る

公開初日を迎えたこの日は、主人公の外交官・黒田勇作を演じた織田裕二をはじめ、黒木メイサや戸田恵梨香、伊藤英明が主題歌「SAY GOODBYE」(IL DIVO)に乗せて登場した。織田は「土曜日の朝早い時間に来て下さりまして本当に感謝しています」とまずは観客に感謝の言葉を述べ。「最初に『アマルフィ』の話をいただいた時、夢のような話だなと思いました。それから2年経って夢でふわふわしていたものが、現実としてできました。ようやく目標に近づいた気がします」と感慨深げ。「2回目のヨーロッパで浮き足立たずにそれぞれが良い仕事をしたと思います」と自信を見せた。続編については「どうでしょう(笑)」とつつも、「(黒田に)またどこかで会えるといいですね」と意欲を見せた。

同シリーズ初登場となる黒木メイサは、死体の第1発見者である銀行員の新藤結花役。セクシーなワンピース姿で登場して「隣が織田さんですので気合を入れてきました」と笑わせるも「今回は難しい役でしたし、常に駆け引きをしている状態だったので追い込まれました。終った瞬間の解放感は、凄く気持ち良かったです」と達成感を感じているようだった。

黒木メイサ

戸田恵梨香、伊藤英明

2009年に公開され興行収入36.7億円の大ヒットとなった『アマルフィ 女神の報酬』から始まる外交官・黒田康作シリーズの映画第2弾となる本作。舞台となるスペインのアンダルシアで、日本人投資家殺人事件の裏に隠された真相を追う外交官の黒田(織田裕二)は、遺体の第一発見者で事件の鍵を握る新藤結花(黒木)、インターポール捜査官の神足誠(伊藤)の2人に出会う。3人は、バルセロナの日本領事館へ向かうが、武装グループから襲撃を受け、黒田に任務中止の命令が下される。