次期NHK連続テレビ小説『カーネーション』でヒロインを務める女優の尾野真千子らが7日、大阪・岸和田市で行われたロケ撮影に臨んだ。

左から、小林薫、尾野真千子、十朱幸代、宝田明 拡大画像を見る

この日の撮影は、別寅かまぼこの城内寮で行われ、尾野は「ここ2日非常に天気が良くて岸和田で晴れを満喫でき、しかもこのような素晴らしい場所でロケをさせていただいて、とても気持ちが良いです」と充実している様子で、「ヒロインをやらせていただくということはすごく緊張しますけれども、天気に恵まれて(岸和田の地が)後押ししてくれているのかな、と思いました。これからも引き続き頑張ります!」と意気込んだ。

奈良県出身ということもあり、関西弁には慣れているという尾野だが、「ちょっとの差がすごく難しくて、なかなかセリフが出てこないこともあります」と苦労もあったようだが、「とても面白い言葉だなと思っていつも楽しみにやってます」と笑顔を見せていた。

同作は、ファッションデザイナーの故・小篠綾子さんをモデルに、大正から昭和をエネルギッシュに生き抜いた"大阪のおかあちゃん"を描く。大正2年、大阪・岸和田の呉服商の娘として生まれたヒロインの小原糸子(尾野)が、ミシンの修業を積んで洋装店を開業するが、夫に先立たれ、女手一つで3人の娘を育てていくという波瀾万丈の物語。

『カーネーション』は10月3日(NHK総合 8:00~)より放送スタート。