『東日本大震災 復興支援地図』
※表紙は無償配布版と異なる

昭文社は東日本大震災における復興支援の一環として、被災地域の地図帳『東日本大震災 復興支援地図』を6日発売する。B4版オールカラー144ページで価格は1,000円。

この地図の最大の特長は津波の被害が大きかった東北地方太平洋沿岸部地域の被災前の状況と被災範囲が把握できるという点。また、避難所の位置や主な道路の通行規制箇所を掲載し、東京からのアクセスも詳解しており、復興活動の様々な場面において活用できる。5月26日から復興支援に携わる機関へ無償提供したところ、「大変役に立つ」と喜びの声が多く挙がっているという。今回、多数寄せられた要望にこたえて一般発売される運びとなった。売り上げの一部は日本赤十字社を通じて義援金として被災地へ送られる。

【主な内容】

太平洋沿岸地域(青森県八戸市付近~千葉県旭市付近)を縮尺1:50,000で網羅し、以下の情報を掲載

  • 津波浸水範囲
  • 災害対策本部、仮役場、避難所
  • 物資運搬や人員の輸送に重要となる主要道路の通行規制情報

※情報は2011年4月時点の取材結果による

青森から東京までを広域図で網羅

  • 東北道からのアクセスを含め被災地までのルートがわかる
  • 太平洋沿岸地域全体を把握できる

広域部分。浸水した箇所は黄色く表示してある

市街地は拡大版も掲載


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