吉本新喜劇座長の小籔千豊が主催する音楽とお笑いを融合させたイベント『コヤブソニック2011』が21日、22日の両日、大阪・舞洲で行われ、22日に出演した小泉今日子がお笑いタレント・たむらけんじのギャグ"ちゃ~"でたむらと競演を果たした。

『コヤブソニック2011』でたむらけんじのギャグ"ちゃ~"を披露する小泉今日子(中央) 拡大画像を見る

小泉は2年ぶり2回目の『コヤソニ』出演。「とても楽しみにして来ました。こんなにたくさんの人に会えてうれしいです」と笑顔で挨拶し、自身のヒット曲『あなたに会えてよかった』や、キャンディーズの『やさしい悪魔』などを披露。さらに小籔、レイザーラモン、バッファロー吾郎らとともに『学園天国』を熱唱した。そこにたむらが「(『学園天国』の)♪ヘーイ、ヘイヘイはもう古い!」と乱入し、"ヘイ"の代わりに"ちゃ~"を連呼するコール&レスポンスをムチャ振りすると、小泉は「やりますか(笑)」とまさかの? 快諾。「♪ちゃ~、ちゃ~ちゃ~」と替え歌で会場を盛り上げ、最後にはたむらとともにポーズを決めた「ちゃ~!」の絶叫を披露して大喝采を浴びていた。

小泉は小籔らと『学園天国』で観客をノリノリに

橋下大阪府知事は観客と声を合わせ「大阪を元気にしたいんやー!」とコールを

今年で4回目の開催となった『コヤソニ』では、スチャダラパー、斉藤和義、真心ブラザーズら豪華なアーティストと、笑い飯、オリエンタルラジオ、渡辺直美、サバンナら人気芸人が出演。斉藤のナンバー『歩いて帰ろう』を吉本新喜劇の大ベテラン・池乃めだかが斉藤のバンドをバックに熱唱したり、真心ブラザーズが今いくよ・くるよとともにくるよのギャグ"どやさ!"を披露したりと、同イベントならではの競演で観客を喜ばせた。

同イベントには2日間でおよそ1万3000人が来場。21日には小籔のラブコールを受け、橋下徹大阪府知事がステージに登場するサプライズもあった。そして両日とも、トリには小籔とレイザーラモン(RG・HG)のラップユニット・ビッグポルノが"下ネタラップ"を熱演。エンディングには歌詞で"キ○タマ"を連呼するビッグポルノの曲『KING TIMER』を出演者全員で歌う恒例の演出で観客を喜ばせた。

市川AB蔵に扮したレイザーラモンRGはカジヒデキと競演

スチャダラパーのステージでは天津・向が"合いの手ラップ"芸で爆笑をさらった

オリエンタルラジオら人気芸人は爆笑ネタでステージを盛り上げた

『コヤソニ』のメイン・ビッグポルノ(後列)と弟分のスモールポルノ(前列)。レイザーラモンHG(後列左)は新キャラ"レディ画家"でイベント中に得意の絵を披露