バンダイは、2003年に発売を開始し、国内で260万個、海外で350万個、全世界累計610万個以上を販売しているとする人気アニメ『聖闘士星矢』のキャラクターフィギュア「聖闘士聖衣神話(セイントクロスマイス)」の後継シリーズ「聖闘士聖衣神話EX」を発表した。さらに1/6スケールサイズの新商品「聖闘士聖衣皇級(セイントクロスクラウン)」も、あわせてお披露目となった。

会場には、アテナのコスプレをした南明奈も登場。写真右はバンダイ代表取締役社長の上野和典氏

「聖闘士聖衣神話EX」は"驚き"、"驚嘆"をコンセプトに同社の最新技術を投入したフィギュア。完全新規素体を採用し、従来のシリーズではパーツ換装が必要だった必殺技のポージングも再現可能になったほか、フィギュアと聖衣のフィット感を向上させ、よりスタイリッシュで美しいフォルムを実現している。

第一弾として『聖闘士聖衣神話EX ジェミニサガ』が、2011年8月27日に発売される。表情・手首のパーツが複数付属しており、表情やキャラクターの変化を再現可能。マントは布から3枚羽の可動式マントに変更され、より躍動感のあるポージングが楽しめるようになった。さらに初回出荷版には、必殺技「ギャラクシアンエクスプロージョン」のエフェクトパーツも同梱し、価格は6,825円。

『聖闘士聖衣神話EX ジェミニサガ』

聖衣はオブジェ形態にも換装可能

画像左が「聖闘士聖衣神話+APPENDIX」で、右が「聖闘士聖衣神話EX」のサガ。原作に近いポージングが可能になっていることがわかる

「ギャラクシアンエクスプロージョン」のポージングも差し替えなしで再現可能

初回出荷版衣同梱される「ギャラクシアンエクスプロージョン」エフェクトパーツ。台座は聖闘士聖衣神話EX専用スタンドとして別売予定

同社では今後も「黄金聖闘士」を中心に続々と商品化を予定しており、2012年3月末までにシリーズ累計10万個の販売を予定しているという。

また9月下旬には、1/6スケールの新商品「聖闘士聖衣皇級」シリーズを立ち上げる。その第一弾として、『聖闘士聖衣皇級 サジタリアス星矢』を発売予定。全高300mmと存在感のある可動フィギュアとなっており、精密に再現された「聖衣」の魅力を堪能できる商品となっている。

『聖闘士聖衣皇級 サジタリアス星矢』

聖衣の支柱には透明パーツを使用し、オブジェ形態を再現

翼を展開した状態。全高300mmの迫力あるポージング

星矢とアイオロスの2人のキャラクターが楽しめる

『聖闘士聖衣皇級 サジタリアス星矢』は、翼の展開ギミックや様々なポージングはもちろん、聖衣はオブジェ形態への換装も可能。また、頭部の差し替えにより、「サイジタリアス」の本来の持ち主であるアイオロスと星矢の2人のキャラクターが選択できる。さらに専用台座も付属し、価格は19,950円。

アテナに扮した南明奈。ジェネレーションギャップのためか、『聖闘士星矢』はあまり詳しくないとか。しかし、本人は「こんな素敵なコスプレができて、テンション上がります」と大喜び

(C)車田正美/集英社・東映アニメーション