エース交易は4月28日、同日開催の取締役会において、店頭外国為替証拠金取引「エースでねらえ! FX」のサービス終了及びヒロセ通商への顧客口座移管を決議したと発表した。
エース交易は、2008年9月から店頭外国為替証拠金取引「エースでねらえ! FX」の取扱いを開始。だが、今回予定されているレバレッジ規制のさらなる強化などにより、「安定事業としてのサービス継続が困難である」(同社)との判断から、2011年6月末をもって同サービスを終了することにした。
また、顧客が取引の継続性を確保できるよう、投資家保護の観点から、希望する顧客には、ヒロセ通商への口座の移管を実施する。
これにより、エース交易の外国為替取引事業は、取引所為替証拠金取引「エース365」に一本化、「経営リソースの集約を図ることで、さらなる業績向上を推進していく」としている。