4月10日にスタートする新番組『ほっとけ! 3人組』(朝日放送 毎週日曜 12:05~)の発表会見が7日、大阪・なんばグランド花月で行われ、出演者の千鳥、スマイルらが出席した。

前列左から、千鳥(大悟・ノブ)、スマイル(ウーイェイよしたか、瀬戸洋祐)。後列左から、ちすん、小籔千豊、なるみ、藤井隆、島田一の介 拡大画像を見る

同番組は、関西では日曜昼の"定番"となっている「吉本コメディ」の新シリーズ。コメディ初挑戦の千鳥、スマイルをメインに、吉本新喜劇のベテラン・島田一の介、同座長の小籔千豊、なるみ、藤井隆、女優のちすんが脇を固め、京都の寺を舞台とした人情ドラマを繰り広げる。

初回の収録を終え、初めてのコメディの舞台に「緊張した」と口を揃える千鳥とスマイル。目下の目標は、吉本コメディには欠かせないそれぞれの「鉄板ギャグ」を生み出すことだとか。「千鳥といえばおなじみの『○○』、というギャグが早く欲しい」という千鳥・ノブは「初回の舞台で、大悟と『シンプルに口が臭い』というギャグを試してみたんですけど、これがスベりまして……(笑)」と渾身のギャグ? が不発に終わってしまったことを告白。これを受けて大悟も「まぁ挑戦でしたね。でも、『口が臭い』ではみなさんあんまり笑わないんですねぇ」と大マジメな顔で反省してみせ、笑いを誘っていた。

一方のスマイルも初回で果敢な挑戦を。瀬戸は「『僕がアゴを突き出す変な笑い方をするのはどうでしょう?』とギャグを提案してやらせてもらった」と明かしたが、「2回目の台本にそのくだりが入ってなかったんです。作家さんには僕のギャグがあまり響いてなかったようで…(笑)」とこちらも不本意な結果? に終わったよう。そんな中、ウーイェイよしたかは「僕には、鎖骨と首をくっつける『サコビー!』というギャグがあるので、これをお昼専用のギャグとして浸透させたいです!」と無邪気に大ハシャギ。さらに「"パワー漫才師"として知られる僕らが、"パワー新喜劇"をやってみなさんにパワーを与えたいです! パワー! イェイ!」と"パワー"を元気に連呼しながら意気込みを語っていた。

そんな2組に対し、小籔は「千鳥もスマイルもおもしろい漫才師ですけど、新喜劇は難しいやろうと思ってんです。でも、初回の出来は120点でした」とコメディの演技力を高く評価。だがすかさず「といっても、僕の満点は2万点ぐらいなんですけどね(笑)」とオチをつけ、千鳥とスマイルをズッコケさせていた。