吉本新喜劇座長の小籔千豊が主催する、音楽とお笑いを融合させたライブイベント『コヤブソニック2011』の発表会見が6日、大阪市内で行われた。

初の"春フェス"となる今年の「コヤブソニック」PRする小籔千豊 拡大画像を見る

今年で4回目を迎える"コヤソニ"。これまでは夏に行われてきたが、今年は5月21日、22日の2日間、舞洲コヤブソニック特設会場(大阪市此花区)にて"春フェス"として開催される。出演アーティストは、小籔とレーザーラモンからなる下ネタヒップホップユニット・ビッグポルノ、スチャダラパー、斉藤和義、HALCALI、サニーデイ・サービスらすでに発表されている17組に加え、小泉今日子、真心ブラザーズが新たに決定。お笑い芸人では、池乃めだか、Mr.オクレ、バッファロー吾郎、フットボールアワー、笑い飯、麒麟、千鳥らが出演する。

一昨年、コヤソニに初登場して話題を呼んだ小泉。「小泉さんが出るとなると、バッファロー吾郎の木村さんをはじめ芸人や出演アーティストのみなさん、スタッフまで色めき立って張り切ってくれる(笑)」と舞台裏の"キョンキョン効果"を明かした小籔は、「今年は小泉さんが早くから『コヤソニに出る』と周囲に言ってくれていたようで、出演オファーをしたら早々にOKの返事をいただきました」と感激しきり。また、初登場となる真心ブラザーズについても「僕もよくCDを聞いていた大好きな方たち」と出演決定に感無量の様子だった。

コヤソニでは「大阪を元気にしたい」という趣旨のもと、大阪府への寄付を目的としたチャリティー募金を会場で行っているが、今年は併せて東日本大震災復興支援の募金も行うことも表明。小籔は「阪神淡路大震災でもそうしたけど、被災地の復興のためには5年後、10年後も継続的にお金が必要になる。そのことを思い出してもらえるきっかけになればと思うので、来年のコヤソニでも募金を続けていきたい」と思いを語った。

また会見では、コヤソニ開催直前の5月18日、メジャー第2弾シングルとなるビッグポルノの新曲『La buffo(ラブフォ)』がリリースされることも併せて発表された。ストレートな下ネタの単語が飛び交う歌詞ゆえに「テレビやラジオで放送できない(笑)」とされてきたビックポルノのナンバーだが、今回は「放送できる曲を目指した」とか。小籔は「"ピー"音の入らない、子どもからお年寄りまで歌ってもらえる曲。ぜひアニメのエンディング曲に採用していただきたい(笑)」と自信作を熱くPRしていた。

【新たに決定した出演者のコメント】
小泉今日子
「コヤソニの準レギュラー目指して今年も頑張ります。小籔くんとゆかいな仲間たちで世の中を少しでも明るく出来たらいいですね」

真心ブラザーズ
「笑うと体にいいので、音楽と笑いで、コヤブソニックで元気になろう!」(YO-KING) 「お誘いありがとうございます。楽しい現場だと聞いております。心待ちにしております!」(桜井秀俊)