マネックスFXは29日、2011年4月上旬(予定)から、店頭取引「外貨de サポート」向けにスマートフォン(iPhone/Android)対応のFX取引アプリケーション『FX anywhere』の提供を開始すると発表した。

マネックスFXでは、これまで携帯電話4キャリアのモバイルブラウザやNTTドコモiアプリに対応するFX取引ツールを提供してきた。現在、同社の顧客の取引全体のうち1割強が携帯電話経由で(2011年2月、約定件数ベース)、スマートフォン経由での取引に対する要望も増加しているため、スマートフォン向けFX取引アプリケーション「FX anywhere」を開発した。

iPhone向け「FX anywhere」画面イメージ

「FX anywhere」の主な特徴として、(1)使いやすく、迷わずに操作できるシンプルなデザイン、(2)豊富な注文種類、(3)高機能なチャート、(4)タイムリーに配信されるマーケット情報、などがある。

(1)では、ホーム画面にレートボードを配置、通貨ペアをタップしてチャートを表示画面を横に倒すと、チャートを全画面表示。タブをタップして、通貨ペアの表示数を簡単に切り替えられる。ログイン後は、通貨ペアをタップして注文画面に遷移し、スピーディーに注文開始。押しやすいサイズ・デザインのボタンや、メニューの名称のわかりやすさにも配慮し、「操作のしやすさを追求している」(マネックスFX)。

(2)では、成行注文、ストリーミング注文、指値注文、逆指値注文、トレール注文、複合注文(IFD、OCO、IFDOCO)の8種類の注文方法を利用可能。注文の確認、訂正もできる。

(3)の高機能チャートでは、7つの足種と12種類のテクニカルを搭載。トレンド系・オシレーター系2種までを組み合わせ可能となっている。

また、(4)では、2種類のニュース速報(「T&C FX wave」「MarketWin24」)を配信する。