財務省は28日、塩事業センターが食品加工用の大口需要者向けに備蓄塩約6,300tの追加供給を行うと発表した。

塩事業センターは、塩事業法に基づいて緊急時に備えた食用塩の備蓄を行っている。緊急時には、財務大臣の命令を受けて、今回のように備蓄塩の供給を実施する。

今回の備蓄塩追加供給により、前回の約900tとあわせて、合計約7,200tの備蓄塩が供給されることになるという。また前回と同様、今回の備蓄塩供給は食品加工用向けのもので、小売店等での家庭用の食塩の供給には何ら支障は生じていないとしている。