深夜アニメの新機軸として、2011年4月より日本テレビ系にて放送開始となる『ユルアニ?』。「秘密結社 鷹の爪」など自由奔放な制作スタイルで数々の話題作を世に放つDLEが担当する本作は、まさに史上まれに見るカオスな深夜アニメバラエティとして注目を集める。

深夜アニメバラティ『ユルアニ?』は2011年4月より放送開始予定

そこで今回は、『ユルアニ?』の中で放送される『週刊シマコー』より、FROGMAN監督のメッセージを紹介しよう。

FROGMAN監督が語る『週刊シマコー』

FROGMAN監督

『ユルアニ?』で『週刊シマコー』とオリジナル企画を担当しています、蛙男商会のFROGMANです。今年で40歳になります。40歳と言えば不惑の年ですが、今朝、パンに何を塗るのか7分も迷いました。なかなかなもんです。島耕作のアニメ化も、最初打診されたときは、本当に迷いました。迷いすぎて記憶が真っ白になり、続いてまっ黄色になって、現在はやや青みがかった緑色です。

そうなってから考えるに、蛙男商会が島耕作を手がけるのですから、飛び道具的なアニメにしなくちゃいけないと気付きました。そこで出てきたのが『週刊シマコー』。毎週、あり得ない島耕作が登場します。あとは原作者の弘兼先生の逆鱗に触れるか、僕の想像力が敗北するかのいずれかです。これもなかなかなもんです。

一方のオリジナル企画は、日本テレビの看板番組『NEWS ZERO』とのコラボレーションとなっています。時事風刺ものは得意と言われている蛙男商会ですので、出来る限り頑張ろうと思いますが、本当はそこまで得意じゃないんです。そんな風な振りをすると仕事が来るので、そうしてるだけなんです。

と言うわけでそろそろお話を締めなくてはいけないのですが最後に、皆さんはパンに何を塗りますか?


なお、『週刊シマコー』の島耕作役はFROGMAN監督自らが担当するので、こちらも注目しておきたい。

(C)H・T・M・H・K/K・「ユルアニ?」製作委員会