三井住友海上火災保険は4月1日、満期時受取額確定型(無配当)の積立傷害保険および積立火災保険の販売を開始する。

同商品の特徴は、無配当商品であるため従来の利差配当商品よりも予定利率を高めに設定することができ、低額な保険料を実現していること。あらかじめ満期時の受け取り金額が確定しているほか、市場金利に速やかに対応するため一般商品で最大年4回、満期返れい金重視商品では毎月、予定利率改定を実施するという。

一般商品(保険期間3年・5年、保険料の払い込みは一時払いまたは分割払い)の主要ラインナップは、積立傷害保険「GK ケガの保険(積立タイプ)」、積立火災保険「GK すまいの保険(積立タイプ / マンション管理組合用・積立タイプ)」、積立傷害保険「積立 晴れやか世代」など。

満期返れい金重視商品(保険期間6年、保険料の払い込みは一時払い)のラインナップは、積立傷害保険「GK ケガの保険(積立タイプ) スーパーセーブ」。

同社は4月以降、一部を除いて利差配当商品を廃止し、無配当商品のみを販売していく予定。今回の無配当商品の投入により、個人、法人およびマンション管理組合などからの需要喚起を図るとしている。