カブドットコム証券は2日、スマートフォン(iPhone/Android搭載)に最適化した「スマート版」で、投資信託並びに外貨建MMF取引/情報サービスを、3月31日(予定)から提供開始すると発表した。
「スマート版」は、年齢層や使用デバイスを問わずに全ての投資家が快適に利用できるよう、「シンプル」「簡単」「見やすい」「わかりやすい」がコンセプト。スマートフォンの特長である高解像度・フルタッチパネルを最大限に活用するため、銀行などのATMを意識したインタフェースを再現。リンクにはタップしやすい大きなボタンを配置している。画面サイズはスマートフォンにフィットするよう改良をしており、拡大・縮小によるサイズ調整や左右キーによるメニュー移動が不要で、「シニア層・初心者も安心して利用できる」(カブドットコム証券)。
「スマート版」では画面下部に表示される「PC版サイトへ」バナーをクリックすることでPC版サイトへの切替が行える。また、スマートフォンから同社PCサイトへアクセスし、画面上部に表示される「スマート版」のバナーをクリックすることで、スマートフォン版サイトへの切替も可能となっている。
一方、カブドットコム証券では、投資信託の取引/情報サービスは、すでに「iモード」「EZweb」「Yahoo!ケータイ」などで提供、多くの顧客が利用している。今回、スマートフォンを網羅することにより、「主要ネット証券で唯一、全ての携帯チャネルから投資信託の取引が可能になる」(カブドットコム証券)。また、ランキング情報や個別銘柄の価格やチャート情報のほか、リスクリターンや分配金など、「Web並みの銘柄情報を、スマートフォンでも提供していく」(同社)。
スマートフォン推奨対応機種は、以下の通り。
NTTドコモ : HT-03A、Xperia、Galaxy S、Galaxy Tab、LYNX 3D、REGZA Phone
KDDI(au) : IS01、IS03、SIRIUS α、IS04
ソフトバンクモバイル : iPhone、HTC Desire、GALAPAGOS、DELL Streak、Libero