「朝活」で大切なのは、何よりもいい睡眠を取ること。だが、睡眠で苦労している人は多いに違いない。そんな人たちにとっては朗報だ。日本の寝具製造会社としては最も歴史の古い企業のひとつ、京都の株式会社イワタの直営店「寝具御誂専門店 IWATA銀座店」が2月10日、交詢ビルの3階にオープンした。

イワタの寝具は「シンプル&エコロジカル」をコンセプトとしている

創業180年の眠りのカスタムメイドショップ

イワタが創業したのは、1830(天保元)年。まだ蒲団が特権階級でしか使われていなかった時代のこと。1964年には羽毛専用生地を開発し、さまざまな特許も取得してきた。その数は実用新案を含め、50に及ぶ。蒲団のスペャリストであったが、その後、ベッドのマットレス「ラークオール」も開発した。ポリエステルを芯に、カシミア、キャメル、ヤク、ホースの4種類の天然毛を使った「ラークオール」は、スプリングマットレスの問題点を解決し、「蒸れない」「揺れない」「暖かい」という特徴を実現している。

ショップでは、この「ラークオール」を実際に試してみることができるだけではなく、店舗奥に畳のコーナーがあり、蒲団の寝心地も体験することができる。最高級ダウンを使用した羽ぶとんやダウンケット、キャメルなど天然素材の敷きパッド、そして、数種類の枕など、最上の眠りを演出してくれる商品は、とにかく一度触れてみて、寝てみることをおすすめしたい。

「ラークオール」は、「夏、寝苦しい」「スプリングが気になる」など、お客の声がきっかけとなって誕生した

「ラークオール」の構造をあらわしたもの。世界でも類を見ない積層構造だという

販売するのは「よい寝具」ではなく「よい眠り」

だが、同店が販売するのは、単なる寝具ではない。ショップには、睡眠改善インストラクターや睡眠環境アドバイザーの肩書きを持つ店員がいて、客のひとりひとりに合った「よい眠り」を提供してくれる。

眠りはひとりひとり違うもの。寝室の環境や生活習慣なども含め、店員は一緒になってその客の最善の睡眠を考えてくれるのである。同店が目指しているのは、「眠りのソリューションショップ」だという。これまでの客層は中高年から熟年層が中心となっていて、東京でもやはりそれらの層をターゲットとしている。だが、眠りの問題はここ数年で大きくクローズアップされるようになってきて、若い世代の寝具への関心も高まってきている。

睡眠に悩みのある人は、同店を訪ねてみるといい。単に、枕の高さやベッドの硬さ柔らかさということだけではなく、より総合的な自分の眠りについて、親身になってアドバイスしてくれるはずだ。

このほか、羽毛ソックスや羽毛ベストなどのサポートアイテムも、よい眠りが得られるアイデア商品として注目を集めているという。ぐっすりと眠り、すっきりと目覚めれば、「朝活」も今以上に楽しくなるはず。もちろん、「朝活」をしていない人も、同店を訪ね、こだわりの商品を確かめてみてはいかがだろうか。

フタコブラクダの毛を使ったキャメルピロー。夏でも頭が蒸れることはない

上質フェザーを100%使用した、適度な硬さを保ったヌードピロー

掛けぶとんも季節に合わせてさまざまな種類が用意されている

店内の奥に設置された蒲団の寝心地が体験できるスペース

背中の冷えを防ぐ羽毛ベスト。地肌に直接着ても快適だという

ダウンが入っていて足を温める専用のソックスは女性に人気が高い