NTTプライム・スクウェアは、"「大好き」が、ここにある。"をコンセプトに、様々なジャンルのファン向けに"狭くて深い"デジタルコンテンツを配信する『Fan+(ファンプラス)』を、2011年3月14日(月)の正午よりスタートさせると発表した。

『Fan+(ファンプラス)』は、2011年3月14日(月)の正午よりサービスがスタート

16日に「Fan+ KICK OFF MEETING」が行われた

16日に都内某所にて行われた発表会「Fan+ KICK OFF MEETING」では、同社の代表取締役社長である中山俊樹氏が正式スタートの挨拶、取締役 企画部長兼プラットフォームサービス部長の井上淳也氏が『Fan+』の特長を説明した。

中山俊樹氏

井上淳也氏

「Fan+ KICK OFF MEETING」にて明かされた『Fan+』5つの特長

(1)"狭くて深い"ショップラインナップ
Fan+は、"「大好き」が、ここにある。"をコンセプトに、「ヒト、モノ、コト、ココロ」にこだわった幅広いジャンルのファン向けのショップが「ファンプラスモール」に集まっている。それぞれのショップは、"狭くて深い"独特の世界観で、コンテンツの提供やサービスの展開を行っていく。

(2)"ファン垂涎"のオリジナルコンテンツ
ショップで提供されるコンテンツは、他では入手できないファン垂涎のショップオリジナル企画となっている。また、単に既存媒体をデジタル化したものではなく、映像・写真・テキスト・音声・音楽等を自在に組み合わせた新しいかたちのリッチコンテンツがならぶ。

(3)好きなコンテンツをいくらでもコレクションできる「MyBox」
Fan+会員はショップで購入したコンテンツを、クラウド上の自分専用の「MyBox(マイボックス)」に、数に制限なくコレクションしていくことが可能。しかも、会員の初期費用・月額利用料はいずれも無料となっている。なお、各コンテンツの価格は、ショップで設定される。

(4)いつでもどこでもシチュエーションに応じて楽しめるマルチデバイス
Fan+会員は、所持している対応デバイスから自分の「MyBox」にアクセスしてコンテンツを視聴することができるので、シチュエーションに応じて楽しめる。なお、『Fan+』は、パソコン、スマートフォン(Android)、auを除くケータイ等のマルチデバイスで利用が可能。しかし、iPhoneをはじめとするApple社製端末については、Apple社の基準適用の変更により、App Store上でのアプリ配布の承認を得られていないため、継続検討中とのことだが、「できるだけ早く提供できるよう努力したい」と井上氏がコメント。

(5)ただのコンテンツサービスではないファンサービスの充実拡大
いくつかのショップでは、コンテンツサービスにとどまらず、好きな世界にどっぷり浸ることができる参加型ファンイベントとの連動企画が進行中。『Fan+』は、熱いファンゴコロに応えるためにファンイベントサービスを充実拡大していくとしている。また、ファンが気軽に集まって楽しめる、遊び感覚満載の仮想コミュニティサービスの提供も計画しているとされる。

コンテンツとコミュニティの繋がりの強化や、参加型ファンイベントも積極的に行っていくという