モバゲータウンで人気のソーシャルゲーム「怪盗ロワイヤル」が小説化される。エブリスタは16日、小説・コミック投稿コミュニティ「E★エブリスタ」での小説配信を発表した。集英社からは書籍版発売および週刊ヤングジャンプでのコミック連載も開始される。

E★エブリスタは、モバゲータウンを運営するディー・エヌ・エーの子会社エブリスタが提供するコミック・小説の投稿コミュニティサイト。今回、同サイトが昨年に開催した「怪盗ロワイヤル小説大賞」で優秀賞を受賞した作品『怪盗ロワイヤル~盗まれた僕のお宝~』(みゆ著)を配信することが決定した。本日(2月16日)から3月末にかけて、数回に分けて全編を掲載していく。閲覧には、E★エブリスタプレミアムへの登録が必要(NTTドコモの機種のみ)。

また、集英社から同小説の書籍版(1,000円)を2月25日に発売するほか、今春より同社青年向けコミック誌「週刊ヤングジャンプ」でコミック版の連載(原作:たなかかなこ/作画:別天荒人)を開始するなど、多メディア展開を進めることが発表された。

怪盗ロワイヤルは、プレイヤーが世界中の宝を集める怪盗となり、ユーザー間でのバトルで宝を盗んだり、協力プレイをしたりしながら宝のコンプリートを目指すソーシャルゲーム。2009年10月の配信開始以来、DeNAの業績を支える人気ゲームとなっている。