大阪証券取引所は8日、紀陽ホールディングス株式(市場第一部、8415)について、監理銘柄(確認中)に指定すると発表した。

指定期間は、2月9日から、大阪証券取引所が上場廃止基準に該当するかどうかを確認した日まで。

指定理由は「上場廃止申請が行われたため」となっている。

紀陽ホールディングスは7日、同日開催の取締役会において、大阪証券取引所に上場している同社普通株式について、上場廃止を申請することを決議したと発表していた。同社では、その理由について、「重複上場に伴う経費の削減および管理業務の軽減を図るため」としている。