岡三オンライン証券は26日、Webブラウザ版取引ツール『岡三ネットトレーダーWEB』の大幅機能アップと、利用料の無料化を柱とするサービス拡充を、31日から実施すると発表した。
「岡三ネットトレーダーWEB(Ver.2)」では、(1)ダイレクトログイン機能、(2)お知らせ機能、(3)資産管理機能、(4)入出金機能、(5)チャート機能、を追加。ダイレクトログイン機能では、お気に入りなどに保存したログイン画面から直接ログインが可能に。岡三オンライン証券のWebサイトのトップ画面にも新たにログイン画面を設置した。
お知らせ機能では、「重要なお知らせ」「お知らせ」「メールボックス」など、顧客の取引に関する同社からの各種メッセージを表示。利用可能商品、余力、主要指標なども、岡三ネットトレーダーシリーズのトップ画面と同様のレイアウトで提供する。電子交付サービスも利用できるようになった。
資産管理機能では、「資産状況」画面から、日本株・投資信託の保有資産評価合計および適用余力が確認可能になったほか、顧客の預り証券などが一覧形式で閲覧可能に。「取引履歴」ボタンから簡単に過去の取引履歴も参照できる。
また、入出金機能として、新たに設けた「入出金振替」からワンクリックで入金指示画面を呼び出すことができるようになり、即時入金までの導線がよりスムーズになった。即時入金は、ゆうちょ銀行など計11行に対応している。
チャート機能では、これまで移動平均線、出来高のみのシンプルな仕様だったが、ボリンジャーバンド、エンベロープ、出来高、MACD、ストキャスティクス、RSIなどを新たに追加。移動平均線も5本まで同時に表示が可能。さらに2月下旬には、一目均衡表、価格帯別出来高、出来高移動平均線、乖離率、DMIなど19種類のテクニカル指標が表示できるようになるという。
利用料については、これまで期間限定で無料としてきたが、今年2月以降の利用料を完全無料化する。