上田ハーローは25日、大阪証券取引所の自主規制委員会において同取引所が運営する外国為替証拠金取引(大証FX)に、2月7日からマーケットメイカー(※)として参加することを承認されたと発表した。
※ マーケットメイカーとは、売気配及び買気配を継続的に提示し、市場に流動性を提供する義務を負う取引参加者
上田ハーローでは、2005年以来、店頭外貨保証金取引用の投資環境として「上田ハーローFX」を顧客に提供してきた。
この間、取引所経由のFX取引についても、「店頭取引とそれぞれの長所を生かしながら共存共栄できる業務と考え、それとの最良の関わり方を模索してきた」(上田ハーロー)。
その結果、「透明性の高い価格決定プロセス」と「競争力抜群のプライス水準」という同社の特徴を最大限に活用していくため、「取引業者としてよりもマーケットメイカーとして取引所の全参加者と対面して行くことがベストであると考え、今回の方式を選択した」という。
これにより、同社は、「FX業界のさらなる競争激化を見据えて、収益基盤の拡大及び多様化を果すことができると考えている」としている。
なお同社は、「大証FX」への参加資格を得るため、第一種金融商品取引業に加え、新たに2011年1月21日付で第二種金融商品取引業の登録を行った。