"妻"に焦点を当てて、その姿を公表されているデータから読み解く「妻の正体~データ編」。今回のテーマは2011年のバレンタインチョコ。女子小学生の子どもを持つママたちはどんなバレンタインデーを予定しているのだろうか?

今回紹介するのは、江崎グリコが実施した「バレンタイン事情2011」調査。全国の600人の女性を対象に昨年11月30日~12月1日にインターネット調査した。そのうち母親は、女子小学生の子どもを持つ30代~40代200人。

まずはママたちが今年(2011年)のバレンタインにチョコをあげる予定の相手から。もっとも多かったのは当然ながら「夫」で96.5%、次は「自分の子ども」で65.5%。さらに「父親・母親・親戚」(36.0%)、「子どもの友だち」(23.5%)と続いた。「自分自身」というママは8.0%。

ではどんなタイプのバレンタインチョコを用意する予定なのだろう。2人に1人(49%)のママが予定しているのはいわゆる「デコチョコ」(49%)。スーパーやコンビニエンスストアなどで販売している市販のチョコ菓子などを自分らしくアレンジしてデコレーションしたものだ。今年は手づくり感のあるチョコに喜ぶパパが多いかも。ちなみに「スーパーやコンビニで市販のバレンタイン用チョコ」は27.5%、「スーパーやコンビニの市販のチョコをそのまま」は16.5%、「チョコレート専門店で購入」は15.5%だった。

さらにこのデコチョコ、「娘と一緒に」というのが多くのママの考え。62%が「子どもと」材料を買いに行きたいと考えており、71%が「子どもと」一緒に作りたいと考えている。さらにデコチョコ作りの相談をしたい相手でも「子どもに」が56.0%でトップ。「デコに関しては子どもの方が先輩。子どもに習って夫にあげる、ママたちのバレンタインデーは、家族の絆づくりにもつながっているようです」(同レポート)とのことだ。