東京金融取引所は4日、2010年の取引数量について発表した。これによると、2010年の取引所為替証拠金取引『くりっく365』の取引数量は、前年比55.8%増の1憶993万5,079枚となり、2005年の導入以来初めて1億枚を上回った。

特に、豪ドルと日本円の取引数量は前年比92.6%増の3,427万2,436枚となり、2,755万1,634枚(前年比36.4%増)だった米ドルと日本円の取引数量を上回った。金利が高めであることが、前年の約2倍という取引の大幅な拡大につながったとみられる。

2010年(1月~12月)の取引数量

また、2010年12月のくりっく365の取引数量は、前月比11.7%減、前年同月比59.3%増の962万5,281枚、1日平均では、41万8,490枚となった。

一方、2010年11月22日に取引が開始された取引所株価指数証拠金取引「くりっく株365」の2010年の取引数量は、6万7,691枚だった。