アパホテルを展開するアパグループは、12月に開業した「アパホテル<日本橋浜町駅南>」(東京・中央区)および「アパホテル<八丁堀駅南>」(同)の2軒に、日本NCRのセルフチェックインシステムを導入し、運用を開始した。

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同システムは、従来フロントスタッフが対応していた宿泊客の予約確認・受付といったチェックイン処理や清算を、宿泊者自身が行える自動精算機。今回の導入により、宿泊客側にはフロントでの待ち時間の短縮、ホテル側にはフロント業務効率化による接客サービスへの重点的人員配置や付加価値サービスの実現などが可能となるとのこと。

同グループは、2015年末までに現在の客室数を2倍の4万室に増室する中期5カ年計画「SUMMIT 5」を作成。特に直営ホテルとなるアパホテルでは、東京都心の中央区、港区、千代田区の3区内におけるホテル保有棟数トップを目指すという。今後は、同ホテル新店および既存店にシステムの導入拡大を予定している。