楽天証券は14日、ザ・バンガード・グループが提供する米国ETF(上場投信)の取扱いを、2010年12月15日約定分から開始すると発表した。

今回楽天証券が取扱いを開始するのは、「バンガード・S&P500ETF(ティッカー : VOO)」は、米国を代表する500銘柄により構成される「S&P500インデックス」への連動を目指すETF。

同ETFを提供するザ・バンガード・グループは、組成するETFを巨大な既存のインデックスファンドと合同運用することで、極力運用コストを抑えた商品ラインアップを提供。「バンガード・S&P500ETF(ティッカー : VOO)」は、信託報酬が0.06%と、「他の運用会社が提供する同種のETFと比べ、低コストの運用を実現している」(楽天証券)。

今回の銘柄の追加により、楽天証券で取り扱う海外ETFは、合計124銘柄(NYSE、NASDAQ、NYSE Arcaなどの米国各市場に上場するETFが76銘柄、香港市場に上場するETFが48銘柄)となる。