2010年7月より放送開始となったTVアニメ『ぬらりひょんの孫』のアフレコが、クランクアップを迎えた。作品中のキャラクター・納豆小僧にちなんで、キャスト陣には花束の代わりに納豆が手渡されるという、最後まで笑いの絶えなかった最終回のアフレコ現場。2クールにわたる収録を終えたキャスト陣が語ったメッセージを紹介しよう。
総勢29名! キャスト陣が語るTVアニメ『ぬらりひょんの孫』
■福山潤 (奴良リクオ役)
あっという間の最終回です! 色んな事がありましたが、やっぱりとても素晴らしいキャスト・スタッフの皆で創り上げられた事が一番ですネ!! 大塚周夫さん、森功至さんという大先輩とも共演出来た事も嬉しい事ですし、皆さんが楽しんで観てくれている事も……全てに感謝!!
■平野綾 (家長カナ役)
四国編が無事に終了し、大人数だったキャストが集まることもないと思うと、少し寂しい気がします。リクオの成長や奴良組の団結力、人間チームの意外な活躍等、見せ場が沢山あって、収録時の思い出ももちろんあります。全てのシーンを皆さんに見ていただきたいです!
■堀江由衣 (雪女役)
無事に終わってホッとしている反面、ちょっぴりさみしいです。でもお話としては、まだまだ奴良組のみんなの日常が続いていく様な感じだったので、晴れ晴れとした気持ちです。アフレコの時、実はいろんな役者さんが変わった妖怪をたくさん演じられているので、隅から隅まで楽しんでいただけると嬉しいです♡ 『ぬらりひょんの孫』、最後まで気の抜けない展開ですので、ぜひ最後まで見て下さい♡
■安元洋貴 (青田坊役)
下野さんがびっくりするぐらいズブヌレで現場に来た事があります。ほんと、あたまからプールに飛び込んだレベルで。すげー笑いました。そんな笑いの絶えなかった我々の百鬼夜行。皆様も最後までお楽しみ下さい。
■鳥海浩輔 (黒田坊役)
なんかあっという間でしたねぇ。まだ、終わったカンジがしないです。子鬼 (しゃくれ)は僕がやってました。最後まで楽しんで下さいませ。
■櫻井孝宏 (首無役)
妖怪の世界ってあるかもしれない、と思わせてくれる作品でした。物語後半、首無ならではの見せ場があります。"首無ならではの"ですよ! アニメ版のぬら孫をラストまで見届けて下さい。
■杉田智和 (鴆役)
「ここが噂のビルか……」「まさに……首を長くして!」等、クライマックスに向けて名言が飛び出す「ぬら孫」。鴆の「この俺のようになぁ!」の表情が忘れられませんドヤァ……!
■中田譲治 (牛鬼役)
いよいよ終わってしまうんですねぇ。絵も綺麗で音楽も良く、個人的にも牛鬼という難しいけれど、魅力的な役をやらせて頂けて充実した半年間でした。キャストも豪華で多彩で椅子が足らない事も度々でした。そこで前半出てないキャストが椅子を譲る等、大所帯のぬら孫ならではのエピソードもありました。一応、最終回ですが原作はまだまだ続いています。皆さんも過去編、遠野編を見たくはありませんか? これからも応援をよろしくお願い致しますね!
■吉野裕行 (牛頭丸役)
まだまだ暴れ足りないぞー! またお会いしましょう。
■保志総一朗 (馬頭丸役)
あっという間に終わってしまいました。いつもスタジオに入りきらないぐらいの出演者の数で、本当に奴良組のようにワイワイガヤガヤと収録していましたね~。馬頭丸は思っていたより出番あったかな?(笑) 牛頭・馬頭コンビを気に入ってもらえたら嬉しいです。「ぬら孫」、最終回放送まで、どうかお楽しみに!
■間島淳司 (鴉天狗役)
「あれ、もう終わり?」と「まだまだ足りない!」といった感覚が強かった気がします。原作を読んでいるから感じたことかもしれませんが。最終回のアフレコ時ってお花を戴いたりすることがあるんですが、まさか人数分、納豆が用意されているとは……ぬら孫スタッフ、クオリティ高し。
■矢部雅史 (河童役)
妖怪がたくさん出てきてとても楽しい作品だったので、終わってしまうのがとても寂しいです。現場の雰囲気もとても良く、熱い現場でした! ラストに向けてハラハラドキドキの展開!! どうぞお楽しみ下さいー!! 僕も楽しみです! どうなるの!? どうなるの!?
■前田愛 (花開院ゆら役)
終わったというよりは、ここから始まるという感じがしました。最終回に使われているEDも作品とリンクして胸にグっときます。キャラクター1人1人の想いをしっかり受け取ってくださいね。またみなさんにお逢い出来る日を夢見て。これからもたくさん見てください!
■谷山紀章 (清継役)
清継にとにかく感情移入していったので、終わるのがさびしいです。
■阿澄佳奈 (巻紗織役)
長いようであっという間だった半年間でした! 毎回たくさんのキャラクターが登場する作品だったので、スタジオでのキャストの人数も多くてにぎやかな現場でした。妖怪たちの兼ね役もいろいろな方が担当されていて、ユーモアたっぷりに演じられるので笑うのをガマンするのがいつも大変でした(笑)。普段あまりやらないタイプの巻みたいな女の子を演じることができて嬉しかったです! もうすぐ最終回ということで寂しくもありますが、最後まで応援よろしくお願いいたします!!
■平田真菜 (鳥居夏実役)
2クール作品への参加は初めてだったのですが、本当に「アッ!」という間に終わってしまいました。途中から広いスタジオへ移動になったのですが、そこもギュウギュウになるくらい沢山の役者さんがいらっしゃって……。まさに百鬼夜行。畏れをまとった現場でした……。決戦へ赴く奴良組の皆がスゴクカッコ良いですよー!
■柿原徹也 (島役)
笑いの絶えない現場だったので楽しく収録出来ました! 島は演じていてメッチャ楽しかったです。ってかアドリブばっかりだった……(笑)
■新井里美 (納豆小僧役)
ぬらりひょん様こと大塚周夫さんに、いい話をいっぱい聞かせてもらっちゃいましたよ~。収録が夜だったら飲みに行きたかったですな~むふふ。
■辻親八 (木魚達磨役)
大塚大先輩、森大先輩の大活躍に胸おどらせて収録に臨みました。納豆のプレゼントも嬉しかったです。
■かかずゆみ (毛倡妓役)
お話もスタジオに行くのも、毎回とても楽しみにしていた作品でした。スタイルの良い女子はいるし、個性豊かな男性陣もいるし。キャラクターとキャストのイメージがピッタリな方が多かったのではないでしょうか。(自分のことは棚に上げて……(^^;)こう思っているのは私だけじゃないはず。とてもやりがいのある役と出会えて幸せです。魅力あるキャラクター・キャスト陣が多いこの作品、皆さん最後まで、またこれからも、応援して下さいね!
■水野理紗 (奴良若菜役)
最終回のアフレコ、終わってしまいました~! 白熱した闘いの連続ですが、家にみんなが戻ってきてくれると、本当にホッとします。アニメで、若菜がたくさん出てきて嬉しかったです。最終回では……若菜が何かに驚く、というシーンがあります。果たして何を見てしまったのでしょうか? 明らかにはされないのですが(笑)、いろいろな案が囁かれたような…これまで「ぬら孫」を応援してくださってありがとうございました! 最終回もお楽しみに☆
■松山鷹志 (一つ目入道役)
ぬらりひょん役の大塚周夫さんとは、25年前「タグボート」というミュージカルで共演させて頂いて以来のレギュラーの仕事です。ファンの皆様の中には「生まれる前の話」という方もおられるでしょう。でも、妖怪にとっては「ついこないだ」の話です。今回、最終回を迎えますが、いつまでも皆さまにとって「ついこないだの話」であったら嬉しいのですが……。
■下野紘 (黒羽丸役)
いや~、色んなことがありました……。突然の雨にびしょ濡れになったり、胸を揉まれまくったり……毎回出ていたわけではないけど、すごく楽しかったし、黒羽丸みたいなクールな役をやらせてもらえたのは、すごく貴重な経験でした!! また、黒羽丸やりたいなぁ……。皆さん、ありがとうございました!!
■入野自由 (トサカ丸役)
全編を通して、三羽烏が「能ある鷹は爪を隠す」スタイルだったのがとても印象的でした。強さを秘めている感じが良いですよね(笑)。個人的には別役で第23話に登場する、カップル役をやらせて戴けたことが嬉しかったです! 皆さんは、お気づきになりましたか?
■小清水亜美 (ささ美役)
役数も役者も多い華やかな現場で、毎回楽しくアフレコさせていただいてました。最終回を終え、寂しさもありますが、最終回に出番が有った嬉しさも感じています。端の役まで大切にしてもらえている素晴らしい作品で、終わってしまうのが残念です。原作はまだまだ続いていますし、アニメも続編に期待したいと思います。ありがとうございました!
■星野貴紀 (猩影役)
あっという間の数週間でした。とっても華やかな現場で、最後まで楽しく作品作りに参加させていただきました。皆さん、モブの妖怪を楽しそうにやってらっしゃるのが思い出ですねぇ……なにせ可愛い普段とのギャップをたくさん見られるのもこの作品の隠れた魅力なんじゃないでしょうか。星野個人は……といえば、役作りのために毎回、長めのベストを着て行ったくらいかな。猩影に限らずなんですけど、着ているもの、身につけているものには思い入れがあるとおもうのでわりと参考にするんですよ。猩影は、外套みたいなのを頭からスッポリ身につけているっていうあんまり目立たないようないでたちなんですけど、たぶん大きな体格にコンプレックスがあるんだろうな。でも髪にメッシュ入れてたりするあたり、実は目立ちたがりなのかもしれないですね。奴良組と四国妖怪との抗争もいよいよ激化していきます。アニメならではの表現、ストーリーをお楽しみくださいませ☆
■石田彰 (玉章役)
毎回スタジオに入りきらない程の出演者を詰め込んで行われた「ぬらりひょんの孫」の収録。最終回まではワンシーンのみの出演である事が多かった玉章なので、出番がある事がかえって申し訳ないような気がしていました。四国妖怪編を振り返ってみると、奴良組も四国八十八鬼夜行も、先代の懐の深さを再確認することになったエピソードのような気がするのですが、皆さんは一体どのように感じるでしょうか? 最終回を楽しみにお待ちください。
■岡本信彦 (犬神役)
最初は最後に出てくる「アレ」をやるはずじゃなかったのですが、急きょ演じさせていただくことになりました。詳しいことは言えませんが、それも聞いていただければ嬉しいです。四国妖怪もみなさん忘れずにいてくださいね。
■大塚周夫 (ぬらりひょん役)
若い人達と一緒に仕事をして若返りました。年も3倍は取っているので録音時間は3倍位頂きました。未だ色々勉強させて貰いました!又皆さんの仲間入りをさせて頂きたいものです。
24話にわたって繰り広げられてきた妖怪任侠絵巻も、怒涛のクライマックスへ! リクオを中心とした奴良組の活躍を収めたDVDが、9月23日より全8巻で毎月リリース中となっている。各巻の初回限定生産版には40Pの設定資料集を封入。オリジナルドラマCD (4・8巻はオリジナルサウンドトラックCD)が通常特典の豪華仕様で、価格は各6,090円。妖怪たちと彼らを取り巻く人間の活躍を、OAでもDVDでもしっかりチェックしておきたい。
(C)椎橋寛・集英社/奴良組 |