大阪を拠点に活動するAKB48の姉妹グループとして誕生したアイドルユニット・NMB48の公演が来年1月1日からいよいよスタートすることになり4日、大阪市内のレッスン場で第一期研究生25名が発表会見を行った。

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NMB48 の1st公演は、AKB48チームAが2006年から2007年まで行っていた3rd公演「誰かのために」。研究生の中から選抜されるチームNのメンバー 16名が出演する(メンバーおよびキャプテンは1月1日の公演初日に発表)。会場は、今月3日まで吉本若手芸人らがライブを行っていた前・baseよしもとの劇場(YES-NAMBAビル地下1階)を「NMB48劇場(シアター)」にリニューアルし、ここで毎日公演が行われる。

会見では、初公演のスタートがサプライズで発表され、研究生たちはビックリ。一斉に「エーッ!?」と驚きと喜びの入り交じった歓声を挙げた。山本彩は「まさかです! 初日が元旦って、考えたらもう日にちがないじゃないですか? 練習が間に合うか心配です」と3週後に迫った本番にちょっぴり不安げ。だが、「NMBはそれぞれにすごく個性があって、レッスンでも常に笑いが絶えない楽しいメンバー。平均年齢も14歳と若いので、フレッシュさを出していきたいです!」とアピールし、初めての本格的なお披露目となるステージに意欲を見せた。

ただ、1月1日からの始動は予想外だったらしく、メンバーのほとんどが「元旦は家族でおせちを食べる」つもりだったよう。吉田朱里は「お正月はおばあちゃんの家でおせちを食べる予定だったんですけど…おせちは残しておいてもらいます(笑)」と笑わせていた。

現在、ダンスや歌のレッスンに毎日通い、スキルアップに励んでいる研究生たち。山田菜々は「レッスンは体力的にしんどい面もあるんですけど、25人全員で励まし合いながらやっています。なんとか楽しい公演にみんなでできるようにがんばりたいです」と、メンバー最年少12歳の木下春奈は「私、ダンスは結構自信があるんです。でも歌の方はみんなより声が低いんで、高い声をだすのに苦労したんですよ。ステージではがんばって声を出すので、そこに注目して欲しいです」と意気込んでいた。

サプライズ発表に「思ってもみなかった!」と驚く山本彩

「おせちの予定がステージに」と元旦公演に意気込む吉田朱里

山田菜々は「楽しい公演になるようレッスンがんばります」と

「友だちもがんばって!と応援してくれてます」と渡辺美優紀

なお、1月1日の初日公演分の前売りチケットはNMB48公式ホームページにて抽選で販売。12月6日18 時より24日までエントリーを受け付け、当選者には25日にメールで通知する。2日以降の公演については、公式ホームページにて後日発表。